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映画『恋は雨上がりのように』を見て

 

今回は、『恋は雨上がりのように』という映画を見ました。

 

この映画は、監督が永井聡監督で、小松菜奈さんと、大泉洋さんがダブル主演で、コミックを実写化した、作品です。

 

 

映画『恋は雨上がりのように』のキャッチコピーは、

”その人は、どしゃぶりの心に傘をくれた” 

〜夢を失った17歳、夢を忘れた45歳。ふたり、人生の雨宿り中〜  です。

 

 

この映画を見に行きたい!と思わせるポイントとして、私が感じたことは、下の通りです。

 

 

映画のポスターや、ビラ、予告などを見てもらえれば、わかると思いますが、

宣伝広告の段階で、「この映画は、純粋で、素直な映画なのかな、」

ということがわかります。

 

そう感じるのは、ポスターやビラといった、広告の色使いなどからです。

 

『恋は雨上がりのように』というタイトルなだけあって、

雨とブルーとその同系色しか使っていないので、とても落ち着いた、きれいな印象を感じます。

 

”雨”は、ジトジト、ジメジメ湿気ていて、蒸し暑かったり、外に出かけられなくなったり、

お洋服が濡れて気分も下がったり、というように、一般的に、雨の日は嫌いだという人が多く、

大好きという人は、なかなかいないですよね。

 

しかし、この映画は、雨のジトジトやジメジメと、欝陶しい感じは、全く感じられず、

むしろ、雨がさっぱりと心を洗ってくれるかのようです。

 

この、さっぱりすっきりとした、様子が、普段私たちが感じる、雨の日の様子と全く違うように見えて、

無意識に興味をそそられているのではないかな、と考えました。

 

映画というのは、ある意味、現実逃避でもあると思うので、

普段私たちが生きている世界とは、同じように見えて、少しだけ違う、

異世界に連れて行ってくれる映画に惹かれやすいのかもしれませんね。

 

 

また、この映画『恋は雨上がりのように』を見た感想を少し述べますと、

 

思っていたほどに恋愛話ではなく、恋愛を通して、忘れていた何かや、失っていた夢への情熱を思いだし、

それぞれ違う形ではあるが、ゆっくりと夢や、諦めていたことに向かって、突き動かされていく、という映画でした。

 

主人公や、登場人物だけでなく、見ている人の心にも訴えかけてくるので、

「自分」について、見つめ直し、幼い頃の記憶や、若き頃の夢などを思い出し、

新たに心を入れ替える、きっかけをくれる映画です。

 

中高生の方から、大人の方まで、幅広くリラックスして、ときどき面白くて笑ってしまうところもあります。

笑いあり、涙ありで、とてもオススメです。

 

チサヨ

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